平成27年までの宅建の難易度をどう読み取るべきか

宅建の難易度を知りたいと思ったら、どうやって確かめるのがよいでしょうか? 
客観的な数値で示される、合格率等を参照するのがもっとも妥当で正確な宅建の難易度の確かめ方でしょう。
合格率で宅建の難易度を整頓するとこうなります。

  受験者数 合格者数 合格率 合格最低点
平成18年度 193573人 33191人 17.1% 34点
平成19年度 209684人 36203人 17.3% 35点
平成20年度 209415人 33946人 16.2% 33点
平成21年度 195515人 34918人 17.9% 33点
平成22年度 186542人 28311人 15.2% 36点
平成23年度 188572人 30391人 16.1% 36点
平成24年度 191169人 32000人 16.7% 33点
平成25年度 186304人 28470人 15.3% 33点
平成26年度 192029人 33670人 17.5% 32点
平成27年度 194926人 30028人 15.4% 31点

平成27年、宅建の正式名称が「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に変わって初めての試験でも、難易度が大きく変わることはありませんでした。

宅建の難易度はひたすら安定していて、平成27年まで含めて、合格率は20パーセントを割っています。
難易度のもうひとつの指標となる、平成27年までの宅建の合格点を見ると、例年35点前後の点数になっていますね。
これを見ただけでも、試験がよくコントロールされていることがあなたにも一目瞭然でしょう。

実際に宅建の試験問題は、平成27年まで一貫して難易度が緻密にコントロールされていますが、それでも実際にやってみるまでは受験者の出来がどうなるのかはわかりません。
合格最低ラインを7割(35点)に、そして合格率を15~17パーセント台にしたいと運営側が
思っていることは、あなたにも想像できるのではないでしょうか? 
ただし、試験を実施すると、そううまくいかないこともあるため、合格点が多少35点を上下することになります。
それでも、とにかく7割の点数を稼くようにすれば、あなたにとって合格に大きく近づいてきます。
……やはり、少し余裕を持って何点か35点より多めに取っていきたいですが、試験問題の難問化等の事情もあり40点くらい稼ぐのはかなりの難関です……
37点とっておけばどの年でも受かるでしょう。
今後の宅建の試験で、平成27年までより難易度が一気に上がることは想像できません。

あなたがまず目標にすることは「絶対に正答できる問題は落とさないようにして、他の受験者に差をつけられないようにすること」です。
実際に、1点の差で笑ったり泣いたりする試験です。しかし、受験を決意するまで不動産のことも法律のこともろくに知らなかった未経験者でも受かっているのが宅建の真実です。
出題範囲が広いですから勉強範囲も広くなってしまいますが、
「深い知識や理解ではなく、浅い知識や理解を目指してもいっこうにかまわない」
これが、宅建という国家資格試験なのです。

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